フィグ・アジェスト(c00731)のブログ。キミはワタシを知ってるかい?
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先ずは普通の、白い生地で餡子が包まれたものを選ぶ。
この生地がふわふわとして、パンと似ているけど、
また違う甘さをしているのが面白いと思う。
勧めるからには勿論だけれど、これは、好き。
深めた笑みのそのままに舌鼓を打っていれば、
当たり前の事を言われる。
「食べることは楽しいこと。
美味いものなら更に良くて、加えてキミとだよ?」
当たり前には、当たり前を。
笑顔で返せば何やらまた険しい顔になったけれど、
この主は照れの一つも見せてみれば良いと思う。
この生地がふわふわとして、パンと似ているけど、
また違う甘さをしているのが面白いと思う。
勧めるからには勿論だけれど、これは、好き。
深めた笑みのそのままに舌鼓を打っていれば、
当たり前の事を言われる。
「食べることは楽しいこと。
美味いものなら更に良くて、加えてキミとだよ?」
当たり前には、当たり前を。
笑顔で返せば何やらまた険しい顔になったけれど、
この主は照れの一つも見せてみれば良いと思う。
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案内された茶会の席は、花園染みた庭の中での無彩色。
極彩に負けぬ真っ白い様が、邸の主によく似合うと思った。
極彩に負けぬ真っ白い様が、邸の主によく似合うと思った。
準備やよし、と部屋を見渡す。
身支度は出来た。
慣れぬ香りは外の熱気に奪われてしまいそうであるけれど、
自分が今楽しむだけでも、何だか嬉しくなるもので。
送られてきたものも、勿論忘れずに。
そして手土産は途中で買うからと、財布も忘れてはいけない。
でも、それだけ。
戦さ準備の要らない準備は、何処か落ち着かないような気がする。
今一度、少ない持ち物を確認し、律儀に届いた手紙を懐に仕舞う事にして。
最後に開け放していた窓を閉めると、
手元でからりと、聞き慣れた音がした。
大戦さの知らせでごった返す酒場を、やっと抜け出した。
一足遅れたとはいえ、報告書の登録帰りに
知り合いの名前の連なる報告書を確認出来るのは、
少しばかり役得かも知れない。
幾つもの無事に足取り軽く、
心配未満の引っ掛かりは、予測に替えて足取り確かに。
自分も見る嵌めになったあのややこしい『エンディング』。
道往く人の顔をつい伺ってしまうも、
更なる情報の見える筈もなく。
暑さと忙しなさで、いつもより萎れた気分で宿に着いた。
プロフィール
HN:
フィグ
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1990/10/17
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