フィグ・アジェスト(c00731)のブログ。キミはワタシを知ってるかい?
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(酒場のテーブルに突っ伏す娘)
有言実行、と云うのだっけか。
嗚呼、もう、頭が足りんこと。
有言実行、と云うのだっけか。
嗚呼、もう、頭が足りんこと。
肉を食べれば、その命を。
仔が育まれる筈だった命を。
実を食べれば、その命を。
その命そのままを。
奪ったものは、必ずに身の内に得てきた。
自分もいつかの日、この地に還るから。
ただ死ぬかは知らない。
喰われて一度そのものとなって、
そうしていつか地に逢うかは知らない。
でも、いつかの日、辿り着くことだけ知っている。
命は巡るから、食べた分、奪った分、
生きるのは当たり前で。
それを、報いると言うのならば。
かたちの無いものは。
別に、命を奪った訳でも、卵を奪った訳でも、
血肉を奪った訳でも、ないのに。
どうして、こんなに、重いのだろう。
重いのに、どうして、快いのだろう。
事もなく謡っていた自分は、
間違っていたろうかと、考える。
その時、是と言った。
今も、是と言う。
であるのなら、それは是で。
血の沸き立つようなものが好きで。
常々怠惰な自分は、
骨たちのような行き止まりを愛しているから。
だから、生きていると鮮烈に感じられるものが、好きで。
だから、命懸けの戦いが、大好きで。
痛みはとても気持ちがいい。
冷たさ、熱さ、しびれるような、
兎角その部位が生きていると絶叫するようなその感覚が。
傷付けられる気のない自分を傷付ける、
より強いものの在ることを真実身を持って知れるから。
殺したいのは、食べたいものだけ。
でも他にも沢山殺すから、
自分の命一つを対価として置いている。
自分は殺す、だから殺せと。
そうしないと、正しくないと思う。
でないと、面白くない。
狂乱を愛し、痛みを愛し、命の遣り取りこそ是であると。
それが全てだったから、帰り道なんて要らなかった。
今戦えるのに、今生きているのに、他に何が必要?
なのに。
求める声が命じるならば、
「…きっと報いるよ」
(でも、悔しいから。
ほんの少し、仕舞っておく)
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プロフィール
HN:
フィグ
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1990/10/17
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