イヤリング：でいちゅうのせい
きっと結晶の形が蓮の花っぽく見えなくもない、だと。
普通にしてれば、別に痛くならないと思います。
でもつけたまま寝ると、刺さるかと。
泥の中から清く咲き出でる睡蓮。

金平糖：しょうじょうしかい
香りと色を付けた砂糖を海に、アラザンをあぶくに、
四色の金平糖を星になぞらえたもの。
てのひらの中に、世界全てさえを収めて。

花束：こうてん
夏の空、広い空、ということば。
濃い色というのは、ワイルド感を何とはなしに。

置物：あしたば
今日の葉で眠りについて、明くる日を迎える。
そんなイメージ。
見目の可愛らしさ重視。

シチュウ：
実り、と当人は。
消化と滋養を考えたらこんなになったという。
しかし病み上がりにヘヴィですよね。
具とか乳製品とか、自分の好きなものから選択しているかと。

鍵：
こちらは一応分類としては、アクセサリ。
おんなのこ向け。
見せびらかせば良いよ、とは最近のつぶやき。

錠前：
分類としてはきっと、おもちゃ。
簡単なばね仕掛けで、でも大衆品じゃないから
合う鍵が一個だけなんでしょうね。

笛：
Yes、と迷って結局こちら。

石：
骨とか角以外の、戦場における拾い物は、
存外珍しいかなぁと思いました。
導かれた事拓いた事臥した事、
言うのはガラじゃないけど、空気を分けてあげる。
多分そんな押し付け。

：クレマチス
分類としては美術品、若しくはナイフ。
ひょっとすると、この中で一番背後の趣味が出てしまったひとつ。
花弁の一枚一枚が実用可、という。

（何も無い日は何もないので、除外。）

玉：そらさき／くうれつ
壊して貰う前提に作ったので、壊して綺麗なように。
使い道はひとつ、壊すだけ。